リステと出会い 今に至る

 アニメ『Re:ステージ!ドリームデイズ♪』(リステDD)の最終回が放送されてから2日が経ちました。

 

 個人的に相当ハマった深夜アニメだったので、ロスに陥りました。この2日は暇があればTwitterで「リステ」と検索し、リステオタク(リメンバーズ)たちの嘆きを見ていました。少しでも自分のつらさを共有したいと思ったのです。今でも、ぼーっとしていると「367Days」が流れてきて情緒不安定になりますが。

 

 特にぬんさく(@nun_tya_ku)さんのブログ記事(http://nun-tya-ku.hatenablog.com/entry/2019/09/30/022229)や、くろーぶ(@kuro_pu_)さんのブログ記事(http://kuropumc.blog.fc2.com/blog-entry-30.html)は貪るように読みました。

 

 一方、私のTwitterアカウント(@nameco6742)もこの2日で数名リメンバーズと思われるフォロワーが増えており、私のツイートがリツイートされることもありました。

 

 そこでふと、私の今の思いをただ書き連ねただけの駄文でも、このタイミングであれば見てくれるのではないか。もしかすると、どこかで悲しんでいる人の気持ちに少しでも寄り添えるのではないか。そう思いました。

 

 こういう経緯で記事を書くので、私の自分語り、リステDDへの想い、そしてくだらない妄想が交じる、大変読みにくい文章になります。それを了承いただける方のみ以下を読んでもらえたらと思います。

 

1.リステDDの好きなところ

 私のTwitterから引用します。簡単な言葉を積み重ねて書きましたが、この記事の話は大体このツイートを読めばすべてです。

 

2.リステDDとの出会い(1話)

 私はそもそも本年7月、アニメ放送直前までリステのリの字も知りませんでした。リステDDを知ったのは、夏クールにどのアニメを見るのか決めるため、色々なアニメのPVを見回っていたときでした。

 一通り見て、「『まちカドまぞく』くらいしか見るもんねぇな~」とか思っていた(このクールは結局たくさんアニメ観ました)時に、ふと目に飛び込んだのが、リステDDのPVです。

https://www.youtube.com/watch?v=EDVKusfCzCY

 元々ロリっぽいかわいい女の子が出るアニメが好きだったので、リステDDのキャラデザは私にどストライクでした。とりあえず見ることにしました

 確か放送翌日7月8日dアニメストアだったと思います。リステDD1話を見始めて思ったのが、「なんかガルパンっぽい始まり方してんな」でした。前の学校でつらいことがあった妹が、転校してきたくだりです。なんとなく見ていました。

 当時は、1話のオタクの感想でも、「ガルパン」「プリパラ」「咲」「ラブライブ」といった他のアニメタイトルを持ち出したものが多かったと思います。今となっては懐かしい光景です。

 衝撃を受けた瞬間が、紗由が踊る「ミライKeyノート」に舞菜が合わせて踊り出したときでした。このとき、私の運命が決します。

 

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「良い」と思ったのは、3つの理由がありました。

 

 ひとつは、作画です。躍動感があって、楽しそうで。胸から上だけアップしてライブシーンを済ませるアニメが多い中、リステDDではしっかりとしたライブを作画でしていました。これは力の入ったアニメだと関心しました。

 

 ふたつめは、そのライブシーンが私の大好きなアニメ『プリパラ』一話に似ていたからです。プリパラの主人公らぁらが初めてのライブでその後もパートナーとなるみれぃの励ましのおかげで最高のパフォーマンスをします。

 私について少し書くと、女児向けアイドルアニメ、特にプリティーシリーズ(プリティーリズム、プリパラ、キラッとプリ☆チャン)が大好きです。目指す大会が「プリズムステージ」なのも、プリティーシリーズは『プリズム』という言葉が大事にされているので、そこにも共通点を見出しました。

 失礼ながら最初は先程のガルパン然り、リステDDを好きなアニメと重ね合わせていました。ただ今でも、リステDDは朝に女児向けでもイケるよなと思っています。リステでもぬいぐるみとかかわいいグッズが欲しい。

 

 3つめは、私が「運命の出会い」が好きだからです。リステDDは舞菜紗由、かえ香澄、瑞葉みいで固定のカップリングがあり、互いの想いを育んでいきます。そこに理屈なく、ただ視聴者の我々でも「相性が良い」と思えるもので、そういう関係が私は好きです。多分これが、私がリステの沼にハマっていった最大の理由なんだと思います。

 

3.軽い気持ちで見続ける(2話~6話)

 2話でかえ、3話で香澄、4話でみいがチームに加わりました。このときは変わったところのある個性的なキャラクターを好きになりました。しかし、ここの話がキャラの屈託であり、「Re:ステージ」につながるということを見逃していました。もちろんかえ、香澄、みいにそれぞれつらい過去があり、夢への再起の話だと理解しました。でも私はこの段階では、個性ある「キャラアニメ」だと思っていました。

 その個性が最大限に発揮されたのが5話だと思います。3つのカップリングそれぞれの変わったやり取りをギャグを交えて順々に描写する。かえ香澄の「例のシーン」はもちろん、他の二組のやりとりも笑いました。

 6話のオルタンシアと絡む舞菜、紗由、みいの組み合わせも良いですね。固定カップリング以外の日常回ももっと見たいと思いました。

 

4.すごい…なんだこの神アニメは(7話~9話)

 いよいよ物語が動きます。良質な作画と脚本が続きます。このあたりの話はもう完全にリステDDを信頼していたので、私の中の感情は「良い」が続き、ここに書くようなダイナミックに感情が変化することがなく、意外にも感想がないです。ライブのシーンがとにかく良かったです。

 9話は私が一番好きな回です。舞菜と紗由のお風呂、同衾、そして3つのカップリングのライブはすべて、百合固定カプ大好き侍としては最高でした。この回はファミマプリントでお風呂、同衾、ライブシーンを印刷し、額縁に入れ枕元の壁に飾っています。(追記、10月3日に常に誰かに見られているような気がしてうまく眠れなくなったので外しました)

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瑞葉とみいは一番ただれた関係だと思っているので、なんか枕元の壁に貼るのは嫌だった(は?)

 

5.沼にハマる。聖地巡礼、そして二次創作(10話~11話)

 10話と11話とその間に挟まる総集編、この時期は私にとって最も幸せな時期だったと思います。

 10話は私の大好きな個性豊かなキャラのドタバタ日常回です。紗由が謡舞踊部のドアを粗雑に開けて入る導入は、何度もやってほしいです。リステDDが1年ものの女児アニメを1クールに圧縮したものと錯覚していた私は、そういえばこの話は女児アニメ版では3回目の「紗由ドア回」(ドタバタ日常回)だったなと勝手に思っていました。プリティーリズムでは主人公が敵に洗脳され闇落ちするシーンもあるので、舞菜を諦めきれない碧音はこのあと、舞菜を自分のライブで魅了、洗脳してしまい、それを紗由と珊瑚が最高のペアライブで救出する回に続くんだなとか妄想していました。

 

 たまたま東京に行く予定が会ったので、聖地巡礼で高尾山にも登りました。オルタンシアがライブをしていた、府中の森公園井の頭公園にも行きました。京王井の頭線のリステラッピング車も撮りに行きました。ラッピング車は1回行ったときは一編成が車庫に入っていて出会えず、次の日も行って三編成すべて撮影したのを覚えています。どうでもいいのですが、この聖地巡礼など含んだ旅行で60km以上歩いたので、帰宅後一週間階段を降りれなくなるほど脚を痛めました。

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高尾山・男坂(OP)

 

 

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井の頭公園(6話オルタンシア2回めのライブ)


 

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ラッピング車(永福町駅にて撮影)

 

 

 聖地巡礼を行い、妄想が暴走した私は、ついに二次創作にも手を出しました。    

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11720379    

 (R18小説なので閲覧注意です。)

 リステはまだまだ二次創作が少なく、思いついたアイディアを先に形にしている人がいないのが良いような、悲しいような・・・

 

 まさにこのときは私にとってこの上なく幸せでした。ワクワクして観た11話で、香澄がいまだにここぱんなに屈託を持っている様子は意外でした。もう3話で解決した話だと思ってました。このとき私はリステDDは単なる「キャラアニメ」ではなく、本気でKiRaRe一人ひとりのキャラが過去を乗り越え、再びステージに立つための「復活の物語」をやろうとしていると悟りました。

 そして幸せは11話最後の次回予告、舞菜が「最終回」と言ったとき、終わりました。

 

 

 6.リステップ(閑話休題

  確か2話放送時くらいにゲーム『Re:ステージ!プリズムステップ(リステップ)』をインストールしたと思います。紗由を引くためにリセマラしていましたが、2話でかえ、3話で香澄に推し変し、今はそのままかえ香澄カプ推しで定着したので懐かしいです。かえ香澄は多分全アニメの中で一番好きなカップルで、お互いキザで自分の世界に入り込んでいるのが最高です。直感ですが、女児向けアニメなら一番の人気カプになると思う。

 リステップはパズル要素のある音ゲーで、ゲーム性が独特なので難しいです。レベルの高い譜面だと一回ミスすると、ほぼ即死するのはどうなんだろう?

 しかし慣れると楽しいものです。現在レベル15のHard譜面程度はできるようになり、さらに上級の譜面にチャレンジしようとは思っています。トロワアンジュの曲をはじめて聴き、特に「STORIA」はリステの曲で文脈抜きだと一番好きです。(憧れFuture Signとか367Daysは乗ってる文脈が大きすぎるので反則)

 それにしても、リステップに流れないCメロがやたらとリステの曲はいいですね。あまりクリアに言葉にできませんが、歌詞のテーマが明日も頑張っていこうと思えるし、メロディもよく分からないけど感情を刺激する・・・。

 リステップ内の原作ストーリーは少しリステDDと違っています。プリズムステージ東京予選準決勝VSオルタンシアはアニメでもやってほしかったです。

 メインストーリーは、かつてリステが自らのファン層をよく分かっていなかったと思われる、「先生」がいるのが少し怖いです。最近の更新ではいない者になりつつあるので安心です。しかし、この「先生(男)」がもし最終回に登場するようなことがあれば、私がリステDDに抱いた愛はすべて消え失せるような気がしており、この影響でBDを予約するのを控えることにしました。(最終回終了後、どの通販でも発送が延期せずBD1巻を予約することが不可能な状況となっており後悔しています。)

 

7.最終回と現在

 最終回を迎えたらリステDDとの楽しかった時間が終わってします。悲しみにくれる1週間を過ごし、ついに迎えた最終回。無事、泣きました。

 かえに救われた香澄、互いに支え合う瑞葉とみい、なんかもういろいろ乗り越えたあとの舞菜紗由、それぞれのカップリングの描写。

 イイ奴だった珊瑚。

 「OvertuRe:」のライブ、モノローグ入れないで。そういうの弱いので。みんな乗り越えたんだね。(まだ歌詞やモノローグのセリフに向かいきれていません。)最後の「Re:ステージ」のタイトル回収は卑怯。泣く。

 EDの「367Days」はダメです。今でもCメロ思い出すと泣きます。怒涛のテトラルキア対バンからの色々ありのプリズムステージ本戦は2期の期待がないからとりあえず描いたわけではありません(確信)。2期の嘘予告はプリティーシリーズスピンオフ「King of Prism」シリーズのお家芸です。必ずトロワアンジュのライブをアニメ2期で観ます。

 最後のこの一枚絵も今でも思い出すと泣きます。情緒不安定です。彼女たちは最高の仲間とともに、夢に向かって走っていくんだと。そのことが私は心から嬉しいです。そして私にその姿を見せて欲しい。

 

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 入れ込んだアニメが終わると、その瞬間「推しのいない世界」を体が感じて、体の芯が冷たくなります。私にとっては『アイドルタイムプリパラ(プリパラの続編)』の最終回放送後に感じた感覚と同じでした。

 アイドルタイムプリパラの時は、18時半に放送終了したので、その後嘆くプリパラおじさんと悲しみを6時間共有して寝れました。しかし、リステDDは深夜でしたのでそれもできず床に就こうとしたところ、悲しみで全く眠れない。結局朝の5時までTwitterのリメンバーズのツイートを観ていました。

 現在でも、リステDDに関する諸々を思い出すとしんどいので、367Daysを始めリステの曲が聴けず、アニメを見返しずらい状況です。リメンバーズのつぶやきと、もう一つの推し「キラっとプリ☆チャン」しか精神が受け入れられない。(この文章も寂しいのでプリ☆チャンを流しながら書いている)。思い出に変わるにはまだ時間がかかります。多分一週間ほどこの状態が続くと思っています。

 しかし、必ずもう一度、さらにリステを好きになります。すべての曲を抑え、3rdライブには参加する予定です。この大好きなコンテンツをさらに盛り上げるため、ささやかながらCDも大人買いし、明日10月2日から順次届きます。BDは予約しそこねましたが、アニメイトにでも買いに行くつもりです。きゃにめで2枚めを買うのもありかな。

 この2日Twitterに張り付いてリメンバーズのツイートを観ていました。普通のアニメよりも確実に思い入れが強い人が多いと確信しました。リステDDは視聴者数が少ないと言われていますが、視聴者が少なくても、一人ひとりの購買意欲が高ければどうにでもなりそう。3rdライブまでは待たされることになりますが、その後の新展開に期待しています。

 

謝辞

  リステDDの制作に携わったすべての人に感謝します。

 2015年のコンテンツ開始時点からリステを推してきた人、その後も順次加わりリステを盛り上げてくれた人。売上が良くなく、リステが終わりそうだと思われたときも応援していた古参リメンバーズの過去から今に至るツイートに感動しました。そのようなリメンバーズの皆様がつないでくれたおかげで、私もリステDDに出会えました。感謝に堪えません。

 これから私も加わらせてください。